らせん圧縮スプリング用一軸スプリング試験機
急速な技術進歩により、スプリングの精度と耐久性に対する要求が大幅に増加しています。 その結果として、寸法、形状、位置の公差がますます小さくなるため、製造精度に対する要求が高まり、同様に試験技術に対する要件が強化されています。
testControl IIエレクトロニクスを備えたzwickiLine(単一コラム試験機)は、精密スプリング圧縮試験キットを使用し、精密スプリング試験機としての使用に最適です。このキットは横方向の力非常にに強く、過負荷から保護します。固定する圧縮プレートは平衡アラインメント性1 μm / 10mm の精度を保ち、上下方向への精緻な移動が可能となっています。スプリングの変形や横方向への荷重によって生じる測定エラーはロードセルの高剛性のため横荷重に大変強く、最小限に抑えられています。
ストラット用マルチ軸試験用スプリング試験機
このスプリング試験システムは油圧のショックアブソーバーのダンピング特性を3つの試験軸を用いて測定します。試験機の軸によって縦方向の荷重(ホイール荷重)を加えます。カーブを曲がる際や出発やブレーキング時などに発生する水平方向の荷重と捩りモーメントは、水平に取り付けられた電機式アクチュエーターとねじりドライブによって生成されます。それぞれの試験軸は別々に制御されています。様々な軸のスピードと横荷重やトルクの有無で必要な特性値を求める事が出来ます。
EN 13597に適った空気スプリングのマルチ軸荷重
このスプリング試験機は空圧スプリングの品質保証、研究開発の分野で使われています。 Fmax 250 kNのフロアタイプの装置を使用します。 追加のエレクトロメカニカルドライブFmax 50 kNを水平方向に装着、5つのロードセル(3は縦方向、2つは横方向)で多軸の荷重測定を行っています。 空気スプリングの縦横の剛性評価を縦方向、横方向、あるいは両方同時に荷重をかけ測定し、以下の測定チャネルはそれぞれ個別に制御可能です:
- 縦方向の荷重及び変位
- 水平方向の荷重及び変位
- 空気、液体の内圧
試験体の装着を簡単にするために、スプリング試験機には試験体を試験に押込むために使用される負荷テーブルを設けています。