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試験片準備と寸法測定

良い試験は良い試験片から。 ツビックローエルは、プラスチック、金属、紙や段ボールの材料試験や試験片準備のための数多くのソリューションを提供しています。

金属試験片の準備と加工

現在、鋼板や金属箔からの試験片は試験片打ち抜き機を用いて経済的かつ正確に作成されています。ISO 6892、ASTM A370などの規格では、試験片のエッジゾーンの加工硬化による材料の変化によって試験結果が影響を受けてはならないと規定しています。

鋼板の多数の構造検査の結果、切断線に沿った加工硬化領域は、通常、試験片の厚さの最大10%になると明らかになっています。これは、低い切削速度と特殊な打抜き工具によって可能としており、後の研削の際に非常に大きい経済的利点をもたらすこととなります。このプロセスにより試験片の高い質が保証されます。

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プラスチック試験片の準備と加工

標準的な熱可塑性樹脂および熱硬化性成形試験片は、射出成形または圧縮成形によって作成されます。材料特性は、圧力、温度、流速などの生産パラメータに大きく影響されます。試験片は、ISO 2818のような機械的処理によってスラブおよびコンポーネントから取得されます。

プラスチックの試験片準備には、ツビックローエルは以下のマシンを用意しています:

製品の概要

手動ノッチプレーン
ベントレバー付き手動カッティングプレス
偏心レバー付き手動カッティングプレス
空圧式カッティングプレス
自動ノッチカッティングマシン
プラスチックフィルムのストリップカッター
自動試験片作成システム
手動ノッチプレーン手動ノッチプレーン

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手動ノッチプレーン

規格 ASTM D256、ASTM D6110、EN ISO 179、EN ISO 180、EN ISO 8256、および BS 7413:2002 に従ってプラスチック試験片にノッチを付けるためにのみ使用されます。

主な特徴:

  • 卓上装置は片手で手動操作が可能
  • クランクが回転するたびに、ノッチングプレーンによってブレードがストロークし、試験片マガジンが横方向に動きます。
  • 非常に耐久性のあるノッチングブレードには3つの刃があり、すばやく交換できます

利点:

  • 人間工学に適ったオペレーション
  • 交換可能な試験片マガジン
  • 残幅到達時の自動停止機能
プラスチック試験片用 ベントレバー付き手動カッティングプレス ZCP020

ベントレバー付き手動カッティングプレス

  • 最大硬度ショア硬さ60(ISO 868に準拠)のゴム、エラストマー、柔軟なフォーム材料から、厚さ8mmのプラスチックフィルムと紙の試験片を作成するために使用できます。
  • 試験片の形状:長方形試験片、ダンベル試験片、丸棒試験片、特殊形状試験片。

主な特徴:

  • 正確、低労力で、快適に作業できます
  • 従来のプレスに比べ、切削力30%アップ
  • 作業台や実験台に設置したり、頑丈な壁に最適な高さで取り付けられることができます
  • 簡単で素早く、圧縮加工での正確な高さ調整で多様な切断刃の様々な高さに対応

利点:

  • 規格に準拠した試験片のマシニング
  • シンプルオペレーション
  • 寿命の長いツール
プラスチック試験片用 偏心レバー付き手動カッティングプレスZR7101

偏心レバー付き手動カッティングプレス

  • 最大硬度ショア硬さ60(ISO 868に準拠)のゴム、エラストマー、柔軟なフォーム材料から、厚さ8mmのプラスチックフィルムと紙の試験片を作成するために使用できます。
  • 試験片の形状:長方形試験片、ダンベル試験片、丸棒試験片、特殊形状試験片。

主な特徴:

  • 4つのカッティングデバイスが同時動作します
  • 最大160×30mmの長方形試験片と75×75mmの正方形試験片も加工可能(オプション)

利点:

  • 規格に準拠した試験片のマシニング
  • シンプルオペレーション
  • 寿命の長いツール
プラスチック試験片用 空圧式カッティングプレス 7108

空圧式カッティングプレス

  • 最大硬度ショア硬さ60(ISO 868に準拠)のゴム、エラストマー、柔軟なフォーム材料から、厚さ8mmのプラスチックフィルムと紙の試験片を作成するために使用できます。
  • 試験片の形状:長方形試験片、ダンベル試験片、丸棒試験片、特殊形状試験片。

主な特徴:

  • より高い切削力
  • 標準仕様には両手操作が含まれており、安全インターロックと切断刃のリテーナが付いています。

利点:

  • 規格に準拠した試験片のマシニング
  • シンプルオペレーション
  • 寿命の長いツール
プラスチック試験片用 自動ノッチカッティングマシン ZNO 2010

自動ノッチカッティングマシン

ASTM D256, ASTM D6110, EN ISO 179, EN ISO 8256(シャルピー及びアイゾット衝撃試験)の規格の準拠したプラスチック試験片のノッチ加工に使用します

主な特徴:

  • ミリングヘッドを使用し、試験片の片側にV字型のノッチを加工します
  • 複数の試験片を1つのスタックに固定し、同時にノッチを付けます
  • ノッチの深さを測るため、オプションの測定装置を付けることが可能です
  • 交換が容易で、様々な材料とノッチ半径に対応できる複数のカッターを備えています

利点:

  • カッティングスピードとフィードレートをステップレスで調整
  • ファインピッチスクリューアジャスターによる手動のノッチ深さ設定
  • 試験片は高速で動作するグリップ装置で、簡単かつ確実に固定されます
プラスチック試験片用 フィルムストリップカッター

プラスチックフィルムのストリップカッター

ツビックローエルフィルムストリップカッターの使用で、おおよそ、A4サイズのフィルムから最大10の平らな試験片を1つの操作で作成することができます。作成された短冊試験片は、規格に準拠したフィルムの引張試験で使用可能です。

主な特徴:

  • 調整可能なダブルカッティングブレードホルダーは、オペレーターに向けて、またはオペレーターから離れての両方の操作ができます。
  • フィルムは湾曲したクランプ面に沿って引っ張られ、しわを作らずに、ゴム引きされたクランプストリップによって装置の前後にあるクランプ溝に固定されます。切断作業は回転フレームを任意方向へ動かすだけで実行できます。
  • スイベルフレームの切断刃の位置によって、フィルムストリップカッターの安全でケガのない作業を保証しています。
プラスチック試験片用 roboTest X 試験片ブランキングマシーン

自動試験片作成システム

モーターX-Yテーブルを備えた10kN材料試験機は、自動試験片打抜き装置として使用されます。

主な特徴:

  • オペレーターは、打抜きツールとムービングクロスヘッドの周りの安全装置によって保護されています。
  • 試験片シートはモーター駆動のX-Yテーブルに置かれ、クイッククランプで固定されます。 システムがスタートし、試験プログラムまたは打抜きプログラムに従って、シートの異なる位置にある試験片が打ち抜かれます。 打抜きツール自体に自動カップエクストラクターが取り付けられています。
  • 打抜かれる試験片形状は使用される打抜きツールによります。 ユーザーの要求に応じて様々な打抜きツールを用意しています。 打抜きツールは手動で交換します。
問合せ

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  • プロダクトインフォメーション:手動ノッチプレーン PDF 254 KB
  • プロダクトインフォメーション:カッティングプレス PDF 936 KB
  • プロダクトインフォメーション:自動ノッチカッティングマシン PDF 2 MB
  • プロダクトインフォメーション:プラスチックフィルム用ストリップカッター PDF 218 KB

紙・厚紙 - 試験片準備およびマシンニング

きれいなカット、正確な角度、平行度、ブレードの耐用年数、迅速な作業によって最終的に最適な試験用試験片ができます。

紙及び厚紙の試験片準備のため、ツビックローエルでは以下の装置を提供しています:

製品の概要

ペーパーストリップカッター
円盤カッター
フラッター
自動エッジクラッシュ試験(ECT)用 - 試験片カット刃
紙試験片用 紙ストリップカッター

ペーパーストリップカッター

ストリップ幅、12.7 / 15 / 15及び25 / 25.4 / 50 mmの5つのモデルは、単位面積あたりの質量が30 g/m² ~ 350 g/m²の用紙に適しています。押え型クランプと予備のカッティングホイールが付属しています。

DIN EN ISO 3035 あるいはTAPPI T 825に準拠したフラットクラッシュ試験(FCT)用の紙、厚紙、段ボール試験片を加工するための円形カッター

円盤カッター

円形カッターは、ISO 3035とEN 23035に準拠した紙・厚紙・段ボールのフラットクラッシュテスト(FCT)用の丸い試験片を作成するために使用されます。ハンドルを4分の1回転させると、4つのブレードで表面積50または100㎠、厚さ最大5mmの円型の試験片を製造します。どちらのモデルにも、カッティングパッドと10個の替え刃が付属しています。

ISO 7263またはTAPPI T 809に準拠した段ボールミディアム試験(CMT)用の紙試験片を加工するためのフルート

フラッター

フルートは、ISO 7263,TAPPI T 809,SCAN P27に準拠した段ボールミディアム試験(CMT)用の試験片を加工するために使用できます。

自動エッジクラッシュ試験(ECT)-試験片カット刃は、DIN EN ISO 3037、またはTAPPI T 811に準拠したエッジクラッシュテスト規格用の段ボール試験片を加工するために使用します

自動エッジクラッシュ試験(ECT)用 - 試験片カット刃

自動カッティングガイド付きのECT試験片ブレード刃を使用して、EN ISO 3037に準拠した段ボールでのエッジクラッシュテスト(ECT)用試験片を作成します。ISO 187の規格に沿って実施する必要があります。自動キャリッジアドバンスにより、すべての試験片を同じ条件で切断するため、様々な試験片を正確に再現できます。

利点:

  • 試験片の平行度が0.05mm以内で作成されます。
  • 最適な調整(rpmおよびキャリッジアドバンス)により、標準値を15〜20%上回るECT値を得ることができます。
  • 回転速度は5000から24000 rpmの範囲でステップレスに調整可能となっています。

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  • プロダクトインフォメーション: ペーパーストリップカッター PDF 102 KB
  • プロダクトインフォメーション:円形カッター PDF 129 KB
  • プロダクトインフォメーション: フラッター PDF 784 KB
  • プロダクトインフォメーション: 自動 ECT試験片カッター PDF 1 MB

断面測定・厚み測定

引張試験や曲げ試験の国際規格では、試験片の断面積測定に高い要求が求められます。

キャリパーが傾いたり曲がったりすると、すぐに測定エラーが発生する可能性があります。さらに、バリがある試験片や先端がテーパーの形状となっている平板試験片も、キャリパーを使用した手動測定ではエラーとなる可能性があります。

とりわけ薄い試験片や不安定な試験片の厚みを測定する際には高度な測定精度が必要とされています。

ツビックローエルの断面測定装置と厚さ測定装置では、試験片の寸法を正確かつ高い再現性を可能にしています。

試験片測寸用の装置

金属及びプラスチック用断面積測定装置
段ボール用厚み測寸器
紙用厚み測寸器
断面測寸器 CMU30およびCMU80 

金属及びプラスチック用断面積測定装置

金属、プラスチック、複合材、その他の材料で作られた寸法安定性のある試験片の断面測定に。

プロダクト
段ボール用厚み測寸器

段ボール用厚み測寸器

FEFCO試験方法 No.3/85、ISO 3034に準拠した段ボール用厚み測寸器で、厚さ25mmまでの段ボールに使用できます。

紙用厚み測寸器

紙用厚み測寸器

ISO 534、EN 20534に準拠した紙用厚み測寸器;厚さ12mmまでの紙に使用

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