この試験の目的は高温下における触媒コンバーターマットの剛性と摩擦係数を測定する事です。この装置には1050℃まで温度を上昇させる事が可能な圧縮プレートが装着されています。金属のプレートで2層に遮断された材料を圧縮プレートで挟んでクランプします。次に圧縮プレートを昇温させ縦方向に荷重をかけていきます。上下圧縮プレート間の距離を精度±5 μmのレーザー伸び計を使い測定します。オプションで2番目の試験軸を設定する事で、層間の金属のプレートを水平方向に引抜く事が出来ます。この引抜く時に必要な力を温度と紐付けをした摩擦係数に変換しています。