BASFの最優先事項:roboTest Lロボット試験システムによる自動引張試験によって得られた信頼性の高い試験結果
BASF は、化学分野で世界を代表する企業です。安山 (韓国) の拠点では、CAE (コンピューター支援エンジニアリング) 技術を使用して、自動車用エンジニアリングプラスチックおよび軽量プラスチック部品を開発しています。この自動システムは、新素材の機械的特性を決定するため研究開発で使用されています。
さまざまな研究グループから提供された大量の試験片を自動で試験を実施しています。試験片マガジンには最大480本の試験片を収納する事が可能です。太陽光や環境汚染にさらされる試験片に対して一貫した信頼できるデータを取得することがBASF の最優先事項です。当社のロボット試験システム’roboTest L’は、人的影響を排除することで信頼性の高い試験結果を保証しています。そのため、新たに導入した自動測定機により作業効率がアップしました。信頼性、作業効率の向上、および韓国での自動試験システムの成功事例をもって、BASFが自動システムを購入した主なモチベーションです。
BASFのシステムは、ISOおよびASTM に従って引張試験を実施しています。試験前の断面積測寸も自動で実施されます。
roboTest Lのメインコンポーネント
- 最大480本の試験片を収納するマガジン
- 試験片をフィードするroboTest L ロボット試験システム
- 3つのトランスデューサーによる高精度、再現性の高い断面積測寸
- 30 kNの材料試験機
- 空圧グリップ
- マクロ伸び計
- testXpert III 試験ソフトウェア
- autoEdition3 自動試験ソフトウェア