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IISC バンガロールはツビックローエルのKappa Miniクリープ試験機でマイクロ試験片を試験しています。

インドのバンガロールにある科学研究と高等教育の著名な機関であるインド科学研究所(IISC)は、サーモメカニカル試験所と協力し、機械的特性を正確に理解し、 鋼と超合金の寿命を正確に予測するという重要な多くのプロジェクトを推進しています。

この機関のニーズにマッチした試験システム

Dr. Praveen Kumar、IISCのサーモメカニカル試験ラボ准教授曰く:
”研究には信頼性の高い試験結果をもたらす試験システムが必要です。ツビックローエルの試験システムは私たちのニーズを満たすためカスタムメードを行ってもらえる事が分かりました。試験ソフトウェアtestXpertとのコンビネーションで試験機を使用することで 研究に従事する学生にとって不可欠な信頼性の高い試験結果を得ることが出来ています。ツビックローエルインドは当研究機関のニーズを汲み上げた最高のサービスを提供してくれています。”

鋼と超合金に対する高い要求

これらの高機能材料のクリープ及びクリープ疲労挙動を評価するため、当研究機関はツビックローエルの電気機械式クリープ試験機を選択しました。試験対象の鋼、チタン合金、ニッケルベース超合金は、ボイラー、航空機エンジン、ガスタービン、高度な発電所の高温パイプに使用されています。これらの材料は単に長期間の荷重に耐えるだけではなく、高温にも耐えねばなりません。

最短標点1mmの小さな試験片でのクリープ試験

航空機のエンジンや発電所から直接採取され、ISOやASTMの試験規格に完全に準拠して準備する必要があり、かつ限られたボリュームから小さな試験片を準備することは、以前はIISCにとって課題でした。現在では、サーモメカニカル試験ラボの新しい試験機を使用し、標点が1mm以上の試験片に対してクリープ試験を実行できています。次に、試験結果は、ニューメリカルモデリングとより大きな試験片での試験によって検証され、それによって材料の耐用年数を信頼性高く予測しています。

少荷重クリープ試験向けKappa Mini

ツビックローエルのKappa Mini 電気機械式クリープ試験機 5 kNまでの小さな試験片、小さな荷重でクリープ試験を実施する最適なソリューションです。3-ゾーン高温ショート加熱炉を備え、IISCは常温から+1,000℃までの温度レンジで試験を行う事ができます。試験片温度は3つの熱電対により直接測定を行います。小さな試験片サイズ用の試験片アダプターは、マイクロ試験片がしっかりと保持され、試験中の軸アラインメントを保っています。

ビデオ伸び計videoXtens 1-32 HP/TZによる高度な非接触測定

小荷重の小さな試験片を様々な環境下で試験をする場合、videoXtens 1-32 HP/TZによる非接触ひずみ測定がベストオプションです。EN ISO 9513に準拠した精度0.5級の高精度に加えて、ビデオキャプチャリング機能により、試験後にスクリーン上で試験を再現し、材料の不均一性を評価する事に最適です。

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