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オーストリア、リンツのvoestalpine試験ラボで使用されている20を超えるツビックローエルの光学式ひずみ測定システム

世界をリードする鉄鋼テクノロジー、voestalpineの鉄鋼製品は、さまざまな強度の合金の組み合わせ、色々な特性値を備えているため、多くの種類の用途に最適です。例えば、エネルギーセクターではオフショア構造、パイプライン、圧力容器および装置、また鉄鋼および橋梁の建設、車両、クレーン、および船舶の製造などが含まれます。

オーストリアのリンツにある機械物理試験ラボは、187人の従業員によって運営されており、材料の特性値評価のための試験を通じて、生産現場における継続的な製品開発と品質向上に貢献しています。数多くの試験装置を保有しており、そのいくつかはツビックローエルの光学式測定システムです。

効率的でカスタムメードの試験シーケンスのためのフレキシブルなインターフェイス

試験シーケンスの効率的でありながらカスタマイズされた構成のために、voestalpineで使用されているラボ管理システムは、カスタマイズされたインターフェイスを介してtestXpert 試験ソフトウェアに接続されています。これにより、試験プログラム、パラメータ、および計算をすばやく変更でき、試験結果と図の表示レイアウトを簡単かつ独立して調整できます。

ツビックローエルの20以上の光学式ひずみ測定システム

voestalpineは、ツビックローエルの光学式ひずみ測定システムと多数の試験機を使用しており、その精度と汎用性により、さまざまな利点が組み合わされています。ツビックローエルの合計20を超える非接触伸び計を使用して、voestalpineは幅と伸びの変化を測定しているだけではなく、r 値n 値、およびZ値を測定、規格に準拠した破断点の決定を実行しています。

ひずみ速度制御試験

レーザー伸び計 7-220 HPはスペシャルなひずみ測定システムで、ISO 6892-1 メソッド Aに準拠したひずみ速度制御に最適なソリューションです。ISO 9513の0.5級という精度で、平板試験片に対して縦方向のひずみを両サイドで測定しています。ブルーコントラストライトを使うことで、試験片の表面にバーチャル標点マークを付ける事が可能です。加えて、voestalpineはレーザー伸び計7-220 HPをr値とn値の規格に即した測定、破断時の伸びそして破断点の決定にも使用しています。自動的に標点を設定しており、試験片は100%標点内で破断します。

破断時のひずみと幅減少の測定

ISO 6892-1に準拠した破断時のひずみと幅減少を測定するために、4つの光学式伸び計がカスタマイズされたAllroundLine試験機の後方にマウントされています。レーザー伸び計 4-128 HPは軸方向ひずみの自動測定に使用されています、例えば破断点Aのひずみ。ミラーを使用して、3つのビデオ伸び計 1-150横ひずみの視軸(視線)をそれぞれ120°の角度で配置し、試験中の面積の減少率を正確に測定しています。

自動スモールプレート曲げ試験

サポートスパンと曲げ角度(局所的な内外半径を含む)を記録し、亀裂を検出するために、ツビックローエルの非接触測定システムが自動スモールプレートの曲げ試験システムの1つで使用されています。ビデオキャプチャリング機能は ビデオ録画と詳細なその後のレビューのために測定グラフと同期されるため、自動化されたスモールプレート曲げ試験に最適です。

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