軽量ロボット roboTest N

デジタル化、つまり「インダストリー 4.0」というバズワードは、依然として世界中で主要な業界トピックです。長年にわたり、試験ラボに常設されたロボット試験システムは、次々と試験を成功させてきました。これらにより、有資格者は、100個の試験片であろうと1000個の試験片であろうと、冗長で退屈な一連の試験から解放されます。roboTest Nにより、ツビックローエルはこのコンセプトを新たな高みに引き上げました。すぐに開始できるスマート軽量ロボットを使用して、小規模な一連のテストを迅速かつ簡単に自動化することができるからです。

少数の試験片で絶えず変化するシリーズは、ロボット試験システムでは効率的に処理できないことがよくあります。ハードウェアとソフトウェアの両方の点でセットアップにコストがかかりすぎます。材料およびコンポーネントの試験用の連携ロボットシステムであるroboTest Nを使用することで、小規模な一連の試験でも完全に自動で処理できます。これはZwickRoell autoEdition3 自動化ソフトウェアに完全に統合されており、ロボットのオペレーターパネルなしで完全に使用できます。ロボットのプログラミングや操作に関する特別な知識は必要ありません。roboTestNは、単調な試験や時間のかかる試験を行うラボの従業員を簡単かつ柔軟にサポートします。たとえば、3Dプリンティングプロセスを通じて製造された会社所有の試験片マガジンを統合すると、システムの適応性が強調され、該当する場合にはマガジンの容量に基づいて作業効率が向上します。

roboTestNは、コンパクトな省スペースな設計で、特に安全設計が複雑なオペレータ保護措置を必要としないため、既存の試験ラボに簡単に後付けできます。

• ツビックローエルは35年におよぶ経験と専門性を磨き、現在では700以上のロボットシステムが稼動しています。
• ツビックローエルのソフトウェア環境にロボットを完全に統合しているため、オペレーションには特別なロボットプログラミングスキル等は必要ありません。
• autoEdition 3とroboTest N の直感的なユーザーインターフェースによって将来の試験アプリケーションに柔軟に対応しています。
• 荷重制御のドライブ軸で、roboTest Nは従来の産業用ロボットよりも必要なスペースをセーブ出来、同レベルの安全性も担保されています。