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バイブロフォア

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試験荷重
  • Max. 1,000 kN
試験タイプ
  • 疲労
  • 破壊力学
  • 引張
  • 圧縮
規格
  • DIN 50100
  • ASTM E399
  • ASTM E466
  • ISO 6892

静的及び動的試験用バイブロフォア

バイブロフォアは、電磁駆動ににより機械的共振周波数の原理を使用した電磁共振システムです。動的な荷重の発生はシステムが完全に共振し発生する振動によって加えられます。平均荷重はリードスクリュードライブによって上部クロスヘッド動かし決定されます。

以前は、バイブロフォアは動的材料試験 (つまり、高サイクル疲労強度の測定) に限定されていました。最新世代のバイブロフォア高周波疲労試験機を使用すると、最大 1,000 kN の試験力で静的試験を実行できます。バイブロフォアの電磁駆動は、少ないエネルギー入力で大きな力振幅を提供するため、従来の器具よりも効率的に機能します。

典型的なアプリケーションは、材料の疲労試験や標準化された試験片および部品(例えば、ピストンロッド、クランクシャフト、ねじ)の耐久試験です。また、使用中に動的荷重を受ける部品(コンクリートや補強鋼など)の生産および品質管理、CTおよびSEB試験片の準静的引張および圧縮試験、ならびに破壊力学試験も含まれます。

アドバンテージと特徴

アドバンテージと特徴
Two in One - 利点
動的試験
静的試験

アドバンテージと特徴

  • 4つのガイドコラムを採用し試験軸に対して正確なアラインメントを保った理想的なフレーム
    -試験片へのメカニカルな影響を排除
    -正確な測定結果
  • クロスヘッドトラベルが大きく取られており、短い試験片から長い試験片まで信頼性の高い試験が可能。
  • マウントテーブルを低い位置にしているため最高の使い勝手
  • 統合されたクロスヘッド移動測定システムにより、定義されたグリップ間の間隔を実現する、再現性が高く正確な試験片交換
  • 消耗品がほぼ無いためメンテナンスコストは最小限
  • 追加のインフラ(油圧源、冷媒、エアー供給)が不要な簡単なインストール

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Two in One - 利点

バイブロフォアは、動的および静的試験を 1 つにまとめた本格的な試験機です

  • 高い周波数による疲労試験が可能なため、長時間の試験を短時間で行えます
  • 共振原理を利用しているためエネルギー消費量が極めて少ない(油圧サーボ疲労試験の約2%の消費量)

動的試験

振幅荷重下で材料やコンポーネントは早い段階で破損する可能性があります。このため、繰返しの機械的負荷の下での材料の挙動は重要な判断基準であり、必要なデータはの多様な試験を通じて取得されます。

ツビックローエルのバイブロフォアの駆動原理は電磁アクチュエーターによる機械的な共振の原理を利用しています。平均荷重はリードスクリュードライブによって上部クロスヘッド動かし決定されます。動的な荷重の発生はシステムが完全に共振し発生する振動によって加えられます。試験片が十分に高剛性の場合、285Hzでの周波数で試験を行う事も可能です。動的ドライブと静的ドライブは別々に制御されるため、あらゆる種類の応力比(R比)が可能です。試験は荷重-、変位-ひずみ制御に対応。

静的試験

振動クロスヘッドの機械的な固定testXpert IIIソフトウェアの導入により、バイブロフォアは静的な材料試験機に変わります。

剛性の高いフレーム、コネクティングサーフェイス、さらに各種部材の精細な設計によって非常に高いマシン剛性が保たれています。正確なクロスヘッドガイダンスと組み合わせることで、バイブロフォアは試験片への許容できない機械的影響を最小限に抑えます適切の試験冶具を使い、様々な試験を動的、静的問わずに様々な環境下で行えます(例えば、温度環境下、オイルバス)。バイブロフォアは捩じりや曲げ試験にもセットアップが可能です。

中央のリードスクリューを無くす事で、新しいバイブロフォアの試験エリアを広げ、小さな試験片から大きな部材の評価まで使い勝手が格段に向上しました。

テクニカルオーバービュー

testXpert R – 動的試験用のソフトウェア

testXpert R は、油圧サーボ試験機、バイブロフォア、電気力学的試験機とともに使用されます。この試験ソフトウェアは、疲労試験、破壊力学、低サイクル疲労 (LCF) に適した試験プログラムを提供します。無料の試験構成にはグラフィカルブロックエディターを使用でき、最大 100 個のブロックをパラメーター化できます。

testXpert R試験ソフトウェアに関してもっと詳しく

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その他の動的試験機

電磁共振試験機での典型的なアプリケーション

高サイクル疲労試験/S-N試験
DIN 50100の高サイクル疲労試験(S-N試験も含む)では、試験片に対して、低から中間のサイクル振幅が加えられ試験を行います。
行先 高サイクル疲労試験/S-N試験
ねじ付きファスナーの疲労試験 DIN 969 および ISO 3800
ISO 3800、DIN 969、MIL-STD-1312
行先 ねじ付きファスナーの疲労試験 DIN 969 および ISO 3800
破壊力学:疲労き裂進展 da/dN しきい値
ASTM E647
行先 破壊力学:疲労き裂進展 da/dN しきい値
破壊力学:応力拡大係数 K1C
ASTM E399
行先 破壊力学:応力拡大係数 K1C
金属引張試験
ISO 6892-1
行先 金属引張試験

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名前 タイプ サイズ ダウンロード
  • 製品情報:バイブロフォア15 PDF 257 KB
  • 製品情報:バイブロフォア25 PDF 232 KB
  • 製品情報:バイブロフォア50 PDF 227 KB
  • 製品情報:バイブロフォア100 PDF 320 KB
  • 製品情報:バイブロフォア250 PDF 310 KB
  • 製品情報:バイブロフォア500 PDF 312 KB
  • 製品情報:バイブロフォア600 PDF 314 KB
  • 製品情報:バイブロフォア1000 PDF 325 KB
  • 製品情報:ロードセルXforce動的 PDF 314 KB
  • 製品パンフレット:動的・疲労試験システム PDF 5 MB

実際のプロジェクトの例

よくあるご質問

バイブロフォアは、電磁駆動ににより機械的共振周波数の原理を使用した電磁共振システムです。バイブロフォアは試験片へ動的な荷重を負荷するために使用されます。

バイブロフォアは、引張、圧縮、パルス、繰返し荷重のエリアでの高サイクル疲労試験に使用されます。加えて、CT (コンパクトテンション) および SEB (シングルエッジ曲げ) 試験片に対しての破壊力学試験も実施されています。

バイブロフォアは、車両モーターのドライブチェーン、クランクシャフト、ピストンロッド、タイミングチェーンあるいは、タービンブレード、コンクリート補強鋼などの試験に使用されます。

ツビックローエルのバイブロフォアは、最大 1,000 kN の共振疲労試験用に 8 つのモデルを提供しています。非常に剛性の高いロードフレームは、4 本の支柱で構成され、優れたガイド品質を実現しています。振動クロスヘッドの機械的な固定とtestXpert IIIソフトウェアの導入により、バイブロフォアは静的な材料試験機に変わります。

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