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熱たわみ試験機

アムスラー Allround熱たわみ試験機 ダウンロード
試験方法
  • HDT熱たわみ温度
  • VST ビカット軟化温度
  • クリープ試験
ヒートトランスファー
  • オイルバス
規格
  • ISO 75 、ASTM D648
  • ISO 306 、ASTM D1525
  • ISO 2507

アプリケーション

ツビックローエルは、アムスラーAllround熱変形試験機で、ISO および ASTM 規格に準拠した 300℃までのVicat 軟化温度および熱変形温度を測定するための完全自動化されたテストシーケンスを備えた電動 HDT/Vicat 試験機を提供しています。

  • 熱可塑性プラスチック、エボナイト、および繊維強化および充填硬化性プラスチックのISO 75 パート 1 ~ 3 および ASTM D648に準拠した熱変形温度 (HDT) の測定。
  • 熱可塑性プラスチックのISO 306 および ASTM D1525に準拠したVicat 軟化温度 (VST) の測定、および熱可塑性プラスチック製のパイプと継手のISO 2507に準拠したビカット軟化温度 (VST) の測定。
  • 曲げ応力下でのクリープ挙動の測定。

熱変形試験装置は、研究開発、商品受入検査、生産監視の分野での便利な試験用に設計されています。要件に応じて、この機器には 2、4、または 6 つのテストステーションを装備でき、HDT テストと Vicat テストを並行して独立して実行できます。

Amsler Allround 熱たわみ試験機は、タッチディスプレイを使用してスタンドアロンモードで操作することも、PC に接続して操作することもできます。testXpert試験ソフトウェアを使用すると、結果の有意義な分析を実現できます。

動画:testXpert試験ソフトウェアを備えた熱変形試験機

このビデオでは、アムスラーAllround 熱変形試験機と testXpert テスト ソフトウェアを使用して、ISO 75 および ASTM D648 に従って熱変形温度、および ISO 306 および ASTM D1525 に従ってVicat軟化温度を決定するためのテスト手順を紹介しています。

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アドバンテージと特徴

アドバンテージ
正確で、繰返し性の高い試験結果
ユーザーに焦点を当てたデザイン性
妥協のないセーフティーコンセプト
最高のメンテンナンス性

アドバンテージ

  • デジタル測定システムを使用することで、HDTとVicatの標準化された校正による高精度を実現できます。
  • 自動試験シーケンスのため操作は極めて簡単です。試験は一回で開始されます。それ以上の作業はありません。
  • インターロックを含む安全デバイスでオペレーターの安全を最大限担保します。
  • 静電容量式タッチディスプレイで操作はスタンドアローンです。
  • testXpert III 試験ソフトウェアへアップグレードすると、パワフルな機能、例えば測定値や制御のグラフ、結果の決定、データーストレージやエクスポート機能など、を利用出来ます。
  • かけられるウエイトは自動で決定され、ディスプレイに表示されます。
  • モーターによる測定ステーションの降下
  • モーターによる試験ウエイトの負荷
  • オイルレベルモニタリング機能

正確で、繰返し性の高い試験結果

  • 試験プロセスのガイダンスにしたがって間違いなく試験がステップバイステップで実施されます。
  • 変位計測では+/- 0.002 mm という精度で全計測レンジに対して非常に高い精度を誇ります。デジタル出力ではドリフトが起こりません。
  • 高度な温度制御アルゴリズムを備えたオイルバス制御は、オイルバスの物理的特性をモデル化し、指定された許容範囲内で直線性を保証します。ツビックローエルの速度可変制御サーキュレーターは、6つのステーション全てで均一なオイル温度を確実に制御します。

ユーザーに焦点を当てたデザイン性

  • 試験片への荷重負荷では、オペレーターはハンズフリーとなっており、試験片を便利に取り扱うことができます。
  • ウエイトの装着は迅速かつ簡単に行えます。数回のクリックでソフトウェアがウエイトセレクションを表示してくれます。ウエイトは簡単に積み重ねることができ、ユーザーは安全に取り扱う事が出来ます。HDT試験用に、ツビックローエルは、最も厳しい規格の要求を超える1g単位での調整を可能にするウエイトセットを提供しています。オペレーターの取り扱いを容易にするために、VSTの個々の重量は2.039 kgに制限されています。ISO 75-2専用の標準ウェイトを使用すると、ウェイトのセットを組み合わせる代わりに、1つだけの取り付けで済みます。セットアップ時間が大きく短縮されます。
  • HDTサポートの独自のデザイン(64、100、および101.6 mmの3つの異なる試験寸法に対応する1つのサポート)により、サポート自体が装置内に格納され、いつでも使用できるようになります。
  • 人的エラーのリスクを減らし、オペレーターを直感的にガイドするため、試験シーケンスは自動化されています。全ての試験規格が事前に設定されています。規格に沿った操作手順が保証されます。
  • スタンドアローンモードではタッチスクリーンによって試験セットアップは迅速かつ容易に行う事が出来ます。ユーザーはライブ曲線を監視し、データを簡単にエクスポートできます。
  • 大きな表示窓と赤/緑のインジケータライトにより、オペレータは視覚的に快適に作業できます。
  • 単一測定ステーションの個別の構成により、HDTテストと Vicatテストを同時に、互いに独立して実行できます。
  • エフォートレスなオイルバスコントロール

    • オイルレベルと劣化はオイルコンディションモニタリングで自動で制御されます。
    • オイルバスへのアクセスも素早く、簡単に実行可能です。ステーションを外すことなく落ちた試験片などを数秒で取り除く事が可能です。
    • ツビックローエルでは、試験片がオイルバスに落下するのを防ぐ特別なケージを提供しています。
    • 簡単なオイル交換 — インテリジェントなオイルバス設計により、オイルを簡単かつ完全に排出できるため、補充時に残留物による汚染がありません。過充填保護により、装置と環境の両方の汚染を回避します。
    • この装置には優れた冷却システムが組み込まれており、オイルバスの温度を急速に下げ、ユーザーが最小限の待機時間と水の消費コストで次の試験を開始できるようになっています。これには、給水ラインまたはクローズドループ熱交換器への直接接続が必要です。
    • シールドガスシステムには、流量制御バルブとノズルが含まれています。油面上に窒素層を形成し、油と空気の化学反応を防ぐために使用されます。

妥協のないセーフティーコンセプト

アムスラーHDT/Vicatは、オペレーターの安全を念頭に置いてゼロから設計されました。適切な予防措置を講じない場合、300℃のオイル温度は、オペレーターに重傷を負わせたり、装置に損害を与えたりする危険性があります。以下の安全機能は、この装置への投資を守りながら、オペレーターを安全に保つための妥協のないアプローチを表しています。

  • アムスラーHDT/Vicat Allround 6-300は全体が囲われており、オペレーターが動いているパーツや熱した表面へ接触することを防ぎます。
  • しっかりと配線された安全ロックは、オイル温度が55℃を超えた時点でドアが開けない構造となっています。
  • シリコンオイルとヒーターエレメントに対しての2つの過熱プロテクターを備えた冗長システムは、装置に最大限の安全性を提供します。オイルとヒーターエレメントは両方とも独立して制御されています。
  • 制御キャビネット、電気キャビネット、およびヒーティングエリアに対する個々の換気システムにより、信頼性の高い動作条件が保証されます。
  • 圧力逃がし弁は冷却水システムと統合されており、冷却水システムの出力が詰まった場合でも最大限の安全性を提供しています。これにより、冷却管内の蒸気圧の上昇を完全に防ぐことができます。
  • アムスラーHDT/Vicatは、CE規格、及びより厳格なUL規格に準拠しています。すべての安全面は、独立したドイツで最も有名な認証機関の1つであるTÜV SÜDによって広範囲にテストおよび検証されています。

最高のメンテンナンス性

  • ツビックローエルのデザインでは、装置の全てのコンポーネントに簡単にアクセスできるため、保守およびサービス検査のダウンタイムが短縮されます。
  • ツビックローエルは10年間のスペアパーツ供給を保証しています。

熱たわみ試験機の技術概要

ダウンロード

名前 タイプ サイズ ダウンロード
  • プロダクトインフォメーション:アムスラーHDT/Vicat Allround6-300 PDF 3 MB

標準化された熱たわみ温度とビカット軟化温度試験方法の詳細

プラスチック | 熱たわみ温度 (HDT)、ビカット軟化温度 (VST)
ISO 306、ASTM D 1525、ISO 75、ASTM D648
熱たわみ温度(HDT)及びビカット軟化温度(VST)の測定
行先 プラスチック | 熱たわみ温度 (HDT)、ビカット軟化温度 (VST)
プラスチック | パイプ | ビカット軟化温度
ISO 2507-1 (一般的な試験方法), EN ISO 2507-2, EN ISO 2507-3
行先 プラスチック | パイプ | ビカット軟化温度
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